朝、夫が出かける直前、上着をとろうとクローゼットを開けると必ずニャムレが現れる。毎日開くクローゼットだが、開けた瞬間は「新しい」らしい。
今日も夫が身支度をしている所、私が話しかけたのがいけなかった。夫は足元に忍び寄るニャムレに気付かず、ニャムレの足を踏んでしまった。シャーとギャーを合わせたような短い声を上げて一目散に逃げるニャムレ。慌てる夫。そして昔のトラウマを思い出し冷や汗をかく私(注:今日は朝から気温が高い)。
すぐ様子を見に行くと、痛そうにはしていないので、ちょっと痛かったし、びっくりした、という程度のようだ。いつも通りカーテンの裏がニャムレのいじけポイント。怪我をしてないことにホッとしてニャムレに声をかけ、撫でてなだめる。
夫は後ろ髪ひかれつつ泣く泣く出社。こういう状態で出ていくのは辛いので、写メールでその後の様子を報告。10分もすると、普通通りカリカリを食べに行った。
写メ打ちながら小学校で習った「猫踏んじゃった」という歌は「ホントだったんだな~」と思う。あの頃は「え~、踏むわけないじゃんっ」て思っていた。歌詞の詳細を思い出せずちょっと検索すると、なんだこの歌、恐ろしく虐待的…。